~第4次産業革命とは?~その1:第4次産業革命—つながる化

2015年は「第4次産業革命元年」と業界紙面で言われていますが、今世界で何が起きていて、日本はこれからどうなっていくのか。我々の仕事や生活、夢が、どう変わっていくのか。 12月に開催するSCF・計測展2015に向け、「第4次産業革命」について、いろいろな視点から情報を発信していきます。

解説~第4次産業革命とは?~その1

生徒 face_icon_student

先生 face_icon_teacher

生徒

とりあえず取っ付きづらい「第4次」は置いといて……

「産業革命」ってそもそも何なんでしょう?
なんだか壮大すぎて……実体の無いもののように感じます。

先生

そうかもしれないね。 産業革命は大まかに言ってしまえば、 技術によって人や社会に大きな変化をもたらす出来事と言える。 例えば第一次産業革命では、18世紀半ばにイギリスで蒸気機関が発明され、 手で作業していた工場の仕事は、機械が担うようになっていった。 その結果、賃金で大勢の労働力を雇う資本主義の原型が生まれていくんだ。

生徒

うーん、手作業だった仕事が機械に変わるって 一見、楽そうにも見えちゃいました(笑) でも、当時の人にとっては、 自分の働き方が180°変わってしまうような出来事で、 とてつもなくインパクトのある変化ですよね。

先生

お、産業革命の正体が見えてきたかな? 第一次産業革命では、「工場」の働き方が、 当時の社会のあり方にまで反映されていったんだね。 次に起こる第二次産業革命はなにが発明されたか知ってるかい?

生徒

あの、車のフォードとか…ですよね?

先生

そのとおり。 フォードが行ったのは、 コンベアでの流れ作業で車を組み立てる大量生産方式を確立させたこと。 これによって高級だった車が安価になり、誰もが買えるようになった。 エンジンは、蒸気から石油に変わり、 大量生産が行える技術とシステムが発展していったのが第二次産業革命なんだ。 この頃になると、鉄道や船などの物流も発達したから、 大量にものを作り、消費者に届けることが出来るようにもなったね。

生徒

いままで手に入らなかったものに手が届くなんてなんだか素敵ですね。 でも、昔の人はいいなあ、変化のチャンスがいっぱいあって……

先生

……君、やっぱり産業革命のことについて全然分かってないな~!

生徒

え?

先生

さっきから他人ごとのように産業革命にコメントしてるけど、働き方が180°変わって、思いもよらない出会いが起こるような変化は、21世紀のいまでも起こるかもしれないんだぞ。

生徒

そうなんですか!?

先生

たったいまだって産業革命の真っ只中と言えるかもしれないんだ。

生徒

私にも変化が訪れているということなんでしょうか。

先生

そのとおり。 実際は、当時の人だってこれが産業革命だ!なんて自覚しているわけではなく、 後から振り返って大きなターニングポイントはあそこだったね、というものなんだけどね。 歴史と照らし合わせて見ても、現在こそ大きなターニングポイントにあると思えるんだ。 正体を探っていた産業革命は、目の前にあったということだね。 過去に起きた産業革命を探りつつ、いま現在起きている現象からも目を離さないように!